めずらしく本を読んだ
私は小学生の頃、本が大好きでした。
他の人が知らない話を私は知っているんだ、という優越感に浸っていたのでしょう。
だから私は本が好きだったし、本を読んでいる自分も好きだったと思います。
しかし、中学・高校に入ると本を読む機会が減りました。
部活と勉強で忙しかったと言うのは言い訳かもしれません。
「きみの友だち」という本の読書感想文で佳作だったことは覚えています。
そして、大学。
私はまた本を読むようになりました。とはいえ沢山読んでいるわけではありません。
最近、とある本に出会いました。
「嫌われる勇気」という本です。
本でここまで心を動かされたのは初めてでした。
そして、自分はもっと本を読むべきだと思いました。
それほど本を読む楽しさや、本が与える情報の価値を再認識させられたのです。
高校生のとき、私はとにかく自分を好きになることを目標にしていました。
そのために、勉強も部活も頑張っていい成績をとることだけ考えていました。
しかし、それは大きな間違いでした。
他人と比べることを習慣化してしまったことで、私はプライドモンスターになってしまったのです。
他の人からの評価は、私にとって自分の価値そのものでした。
しかし、そうやって悩んできた分、この本には共感できることが多かったです。
こういう考え方があるのか、と思えることで気が楽になりました。
「幸福とは貢献感である。」
この言葉を大事にこれからを生きようと思います。