エンガワ

くだらないことを書く日記です。

「変な家」を読みました

ずーーーーーっと読みたかった雨穴さんのミステリー小説「変な家」がなんと図書館で借りれました!!

 

もう借りた当日に読み切ってしまうほど面白かったです。映画化もされるらしいので超楽しみです。新作である「変な絵」は図書館になかったので、リクエストしました。絶対読みます。

 

YouTubeも見たので、あらすじは何となく知っていました。しかし、解き明かされていくごとに予想外な事実が判明していくので、読む手が止まらなかったです。第四章では真実が語られていきます。これがまあ想像以上に複雑で、第四章はミステリーというよりかは物語として楽しめます。

 

 

 

 

 

ここからはネタバレになりそうなので注意!!

 

 

 

 

 

 

私が一番感動したのは、「変な家」というタイトルの付け方です。

 

「家」という言葉の意味が「建物を意味する家」とも捉えられるし、“貧乏な家”のような「家庭を意味する家」とも捉えられるからです。

 

そして何より「洗脳」「呪い」が受け継がれていくことの恐ろしさを感じました。それだけでなく「身内を殺し、家族を犯罪者にして、家族を守る」状況を作り出した雨穴さん凄すぎます。実は恐ろしい間取りの家の裏には幸せな一面があった、というのが予想外で少し感動する場面もありました。

 

でも全て解決したかと思えば、突然考えさせられる終わり方なのがなんか悔しい。栗原さんムカつくな!

 

映画化したら雨穴さん出演するのかな、、、。あの声とビジュアルで普通に本人役で出演してたら面白いの確定です。楽しみすぎる!